週刊菜っ葉 / 2015年12月23日号
2015年度納会!
鎌田が2年連続3度目の三冠王、益田も二冠
金井と戸田は4人で本塁打王を分け合う
岡の盗塁王は7年連続12度目
伊藤の息子、とわが正式入団を発表

23日(水・祝)、ホテル第一イン池袋・宴会場「アゼリア」で2015年度ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズ納会が行われた。今回は17名(子供を入れると21名)が出席した。安田の乾杯で納会はスタート。その後、個人タイトルの発表ならびに表彰式が行われた。

注目の打撃4冠だが、鎌田が首位打者、本塁打王、打点王の三冠を獲得した。鎌田の三冠王は2年連続3回目。打率は鎌田が10月まで規定打席不足ながら、4割台で独走していた。しかし、10月末に益田が入団を表明。打率4割台での熾烈な首位打者争いに発展した。しかも益田は10月31日の鬼道衆戦ダブルヘッダー終了時で規定打席にあと2にまで迫った。一方の鎌田は夏場に仕事が激務になったことにより、参加試合数が激減、規定打席到達も危ぶまれていた。そこでチームはシーズン終盤、鎌田に1番を打たせ、鎌田と益田で4割台の戦いを促した。結局、鎌田は最終日の安信タイガース戦ダブルヘッダーで規定打席に到達、一方の益田はシーズン終盤の浮間のダブルヘッダーと光が丘のダブルヘッダーを欠席し、打率.455を記録したものの、規定打席には到達しなかった。シーズン終盤、鎌田は1番打者で打席数は稼いだが、調子は振るわず打率.357まで降下。ただ、他のメンバーで打率3割を記録した者はなく、2年連続3度目の首位打者を獲得した。本塁打王はわずか1本。4人で分け合う形となった。2月に益田、3月に金井と戸田、6月に鎌田が1本ずつ放ったあと、全く本塁打が出なかった。6月の時点で本塁打王が確定していたことになる。


打点王は鎌田と益田が14打点で同時受賞。実は益田が最終日の安信タイガース戦ダブルヘッダー前まで、1点リードしていた。鎌田がこの2試合で打点をあげないと、益田の単独受賞となる。逆に鎌田が2打点以上をあげれば、鎌田の単独打点王となる。しかし第一試合でチームは完封を食らい、第二試合も暴投による2点のみで迎えた最終回。しかも簡単に二死を取られ、あと一人という状況となった。鎌田に打席が回るまで3人が連続で塁に出なければならない。しかもそこで打点をあげなければ、三冠王は幻となる。佐藤が四球で歩き、金井が安打でつなぐと、田中も四球を選び二死満塁。鎌田に打席が回った。ここで鎌田は押し出し四球を選び、辛くも打点王を手にした。田中からは「来年は単独での三冠王を」とさらなるレベルアップを求められた。盗塁王は毎年岡の指定席だ。7年連続12度目の獲得。今季は試合数が少なかったとはいえ、20盗塁に終わった。岡が盗塁王を獲得した中で、一番少ない数字だ。来年は最低30盗塁を達成してほしい。また、他のメンバーが盗塁しないことが悪循環となっている。岡の盗塁王を脅かすことが全体的な盗塁数増加につながると考えられる。その他のタイトルだが、最多安打を鎌田、益田、田中が15本で分け合った。また、最多犠打は戸田が4で獲得。戸田は「来季、8犠打を達成しない場合は坊主」という公約を宣言した。そして今季、通算400安打を達成した岡、通算300安打の佐藤、通算200奪三振の安田が表彰された。

そのほか納会では、「レディース会企画」「審判賞発表」「○×ウルトラクイズ」などが行われた。

納会には伊藤の息子、とわが出席。幼少時代から納会には出席していたが、今回の出席理由は明らかに違った。「キッドナッパーズに入団することになりました」といきなり挨拶。会場からは「誰の承諾を取ったんだ」と怒声が響いた。しかし高校入学後、野球部に入部したが足を怪我し、本格的に野球ができなくなってしまったと吐露。草野球程度なら問題ないと判断し、キッドナッパーズ入団を直訴した。チーム側も承諾し、正式に入団が決まった。背番号は16。仕事で土日参戦できない父親のユニフォームを着用する。

白石氏から「審判賞」の発表が行われた。なんと白石氏に直接「審判賞くれ」を言ったメンバーがいるという。白石氏はその言葉を受け入れ、そのメンバーに審判賞を授与することを決めた。佐藤だった。佐藤には後日、賞品のバッティンググローブが渡される予定だ。また、白石氏からはチームへの審判賞として、捕手用プロテクターとレガースが最終戦時に授与されていることも併せて報告された。


個人タイトルの発表ならびに表彰式に引き続き、メンバー、レディース会、子供たちの挨拶があり、景品が渡された。



その後、田中主催の「○×ウルトラクイズ」が行われた。ウルトラクイズ世代には嬉しく懐かしいテーマ曲のほか、効果音など満載でクイズが進められた。クイズ参加者全15人が5人・3グループに分かれて1グループで2人勝ち抜けの予選が行われ、その予選を勝ち抜いた6人で豪華優勝賞品を争う決勝が行われた。一部、実際に出題された問題を紹介する。「関西の大手私鉄5社の中で、プロ野球球団を持ったことがないのは京阪電鉄だけだ」「サヨナラ勝ちとサヨナラ負け、キッドナッパーズはやはりサヨナラ負けのほうが多い」「村岡選手がワンストライク。ここで代打信夫選手がツーストライク。またここで代打李選手がスリーストライクで三振。三振1の記録がつくのはスリーストライク目の李選手だ」「2007年4月に米軍横田基地で試合を行ったが、その時昼食で差し入れられたハンバーガーはマクドナルドのハンバーガーだ」など○×クイズが次から次へと出題された。



予選を勝ち抜いたのは村上・佐藤・金井・鎌田・課長・白石氏の6人。しかし、この決勝で大番狂わせが起こった。7ポイント先取で優勝したのは、なんと正メンバーではない課長だった。


続いて、「レディース会企画」が開催された。今回は二人1組となり、目隠しをしたメンバーが福笑いのように、もう一方のメンバーの乳首と○○○の場所にハートマークを貼り付けるゲームだ。どうやらレディース会は「武田久美子が貝殻で秘部を隠す」イメージだったようだが、全く違うものになった。


予め抽選で6組に分けられ、ゲームが始まった。近い場所に貼り付けるチームもあれば、最初からメチャクチャなチームも。結局、全員投票で田中・課長チームが1位に選ばれた。賞品は乳房とチ○ポ。揉めば揉むほど膨らんでいくというシロモノで、二人とも興奮していた。


さらに「レディース会企画」の子供向けヴァージョン、「画伯王決定戦」も行われた。とわ、ちはるも含めた6人にそれぞれ与えられたお題に対して絵を描き、誰が一番近かったかを競うゲームだ。誰がどの絵を描いたかは伏せられた中で投票をした結果、「非常口」を描いたちはるが1位となり、賞品をゲットした。


最後はもちろん、村上の締め。何かいろいろと言っていたが、誰も何も記憶していない。最終的には「スペシャル・ロング・ヴァージョン3本」で2015年を締めくくった。

これでザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは2015年度の全日程を終了し、2016年2月半ばに行なわれる開幕戦までチームとしての活動は休止状態となる。
鎌田が2年連続3度目の三冠王、益田も二冠
金井と戸田は4人で本塁打王を分け合う
岡の盗塁王は7年連続12度目
伊藤の息子、とわが正式入団を発表

23日(水・祝)、ホテル第一イン池袋・宴会場「アゼリア」で2015年度ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズ納会が行われた。今回は17名(子供を入れると21名)が出席した。安田の乾杯で納会はスタート。その後、個人タイトルの発表ならびに表彰式が行われた。



注目の打撃4冠だが、鎌田が首位打者、本塁打王、打点王の三冠を獲得した。鎌田の三冠王は2年連続3回目。打率は鎌田が10月まで規定打席不足ながら、4割台で独走していた。しかし、10月末に益田が入団を表明。打率4割台での熾烈な首位打者争いに発展した。しかも益田は10月31日の鬼道衆戦ダブルヘッダー終了時で規定打席にあと2にまで迫った。一方の鎌田は夏場に仕事が激務になったことにより、参加試合数が激減、規定打席到達も危ぶまれていた。そこでチームはシーズン終盤、鎌田に1番を打たせ、鎌田と益田で4割台の戦いを促した。結局、鎌田は最終日の安信タイガース戦ダブルヘッダーで規定打席に到達、一方の益田はシーズン終盤の浮間のダブルヘッダーと光が丘のダブルヘッダーを欠席し、打率.455を記録したものの、規定打席には到達しなかった。シーズン終盤、鎌田は1番打者で打席数は稼いだが、調子は振るわず打率.357まで降下。ただ、他のメンバーで打率3割を記録した者はなく、2年連続3度目の首位打者を獲得した。本塁打王はわずか1本。4人で分け合う形となった。2月に益田、3月に金井と戸田、6月に鎌田が1本ずつ放ったあと、全く本塁打が出なかった。6月の時点で本塁打王が確定していたことになる。






打点王は鎌田と益田が14打点で同時受賞。実は益田が最終日の安信タイガース戦ダブルヘッダー前まで、1点リードしていた。鎌田がこの2試合で打点をあげないと、益田の単独受賞となる。逆に鎌田が2打点以上をあげれば、鎌田の単独打点王となる。しかし第一試合でチームは完封を食らい、第二試合も暴投による2点のみで迎えた最終回。しかも簡単に二死を取られ、あと一人という状況となった。鎌田に打席が回るまで3人が連続で塁に出なければならない。しかもそこで打点をあげなければ、三冠王は幻となる。佐藤が四球で歩き、金井が安打でつなぐと、田中も四球を選び二死満塁。鎌田に打席が回った。ここで鎌田は押し出し四球を選び、辛くも打点王を手にした。田中からは「来年は単独での三冠王を」とさらなるレベルアップを求められた。盗塁王は毎年岡の指定席だ。7年連続12度目の獲得。今季は試合数が少なかったとはいえ、20盗塁に終わった。岡が盗塁王を獲得した中で、一番少ない数字だ。来年は最低30盗塁を達成してほしい。また、他のメンバーが盗塁しないことが悪循環となっている。岡の盗塁王を脅かすことが全体的な盗塁数増加につながると考えられる。その他のタイトルだが、最多安打を鎌田、益田、田中が15本で分け合った。また、最多犠打は戸田が4で獲得。戸田は「来季、8犠打を達成しない場合は坊主」という公約を宣言した。そして今季、通算400安打を達成した岡、通算300安打の佐藤、通算200奪三振の安田が表彰された。


そのほか納会では、「レディース会企画」「審判賞発表」「○×ウルトラクイズ」などが行われた。


納会には伊藤の息子、とわが出席。幼少時代から納会には出席していたが、今回の出席理由は明らかに違った。「キッドナッパーズに入団することになりました」といきなり挨拶。会場からは「誰の承諾を取ったんだ」と怒声が響いた。しかし高校入学後、野球部に入部したが足を怪我し、本格的に野球ができなくなってしまったと吐露。草野球程度なら問題ないと判断し、キッドナッパーズ入団を直訴した。チーム側も承諾し、正式に入団が決まった。背番号は16。仕事で土日参戦できない父親のユニフォームを着用する。


白石氏から「審判賞」の発表が行われた。なんと白石氏に直接「審判賞くれ」を言ったメンバーがいるという。白石氏はその言葉を受け入れ、そのメンバーに審判賞を授与することを決めた。佐藤だった。佐藤には後日、賞品のバッティンググローブが渡される予定だ。また、白石氏からはチームへの審判賞として、捕手用プロテクターとレガースが最終戦時に授与されていることも併せて報告された。






個人タイトルの発表ならびに表彰式に引き続き、メンバー、レディース会、子供たちの挨拶があり、景品が渡された。






その後、田中主催の「○×ウルトラクイズ」が行われた。ウルトラクイズ世代には嬉しく懐かしいテーマ曲のほか、効果音など満載でクイズが進められた。クイズ参加者全15人が5人・3グループに分かれて1グループで2人勝ち抜けの予選が行われ、その予選を勝ち抜いた6人で豪華優勝賞品を争う決勝が行われた。一部、実際に出題された問題を紹介する。「関西の大手私鉄5社の中で、プロ野球球団を持ったことがないのは京阪電鉄だけだ」「サヨナラ勝ちとサヨナラ負け、キッドナッパーズはやはりサヨナラ負けのほうが多い」「村岡選手がワンストライク。ここで代打信夫選手がツーストライク。またここで代打李選手がスリーストライクで三振。三振1の記録がつくのはスリーストライク目の李選手だ」「2007年4月に米軍横田基地で試合を行ったが、その時昼食で差し入れられたハンバーガーはマクドナルドのハンバーガーだ」など○×クイズが次から次へと出題された。








予選を勝ち抜いたのは村上・佐藤・金井・鎌田・課長・白石氏の6人。しかし、この決勝で大番狂わせが起こった。7ポイント先取で優勝したのは、なんと正メンバーではない課長だった。





続いて、「レディース会企画」が開催された。今回は二人1組となり、目隠しをしたメンバーが福笑いのように、もう一方のメンバーの乳首と○○○の場所にハートマークを貼り付けるゲームだ。どうやらレディース会は「武田久美子が貝殻で秘部を隠す」イメージだったようだが、全く違うものになった。






予め抽選で6組に分けられ、ゲームが始まった。近い場所に貼り付けるチームもあれば、最初からメチャクチャなチームも。結局、全員投票で田中・課長チームが1位に選ばれた。賞品は乳房とチ○ポ。揉めば揉むほど膨らんでいくというシロモノで、二人とも興奮していた。






さらに「レディース会企画」の子供向けヴァージョン、「画伯王決定戦」も行われた。とわ、ちはるも含めた6人にそれぞれ与えられたお題に対して絵を描き、誰が一番近かったかを競うゲームだ。誰がどの絵を描いたかは伏せられた中で投票をした結果、「非常口」を描いたちはるが1位となり、賞品をゲットした。




最後はもちろん、村上の締め。何かいろいろと言っていたが、誰も何も記憶していない。最終的には「スペシャル・ロング・ヴァージョン3本」で2015年を締めくくった。


これでザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは2015年度の全日程を終了し、2016年2月半ばに行なわれる開幕戦までチームとしての活動は休止状態となる。


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週刊菜っ葉 / 2015年12月5日号
安信タイガース戦ダブルヘッダー!
強力打線に捕まり2試合で28失点、打線も16イニングでわずか7安打
適時打出ず、暴投と押し出しの3得点だけで2試合とも大敗

5日(土)、ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは光が丘公園に安信タイガースさんを迎えて、練習試合2試合を行った。安信タイガースさんとは過去5試合行い、1勝4敗。2012年3月の初対戦では、ベースも吹き飛ぶ強風の中、1-2で敗れている。2012年8月の対戦では、試合直前のゲリラ豪雨も必死のグラウンド整備で試合開催にこぎつけた。しかし試合内容は最悪で、10点を奪うものの22個の四死球を与え17失点で敗れている。2013年7月の対戦では、安田が好投し6-1で初勝利。昨年5月のダブルヘッダーは悲劇だった。投手陣が崩壊し、最後は佐藤まで継ぎこみ、2試合で38点を失った。この強力打線をいかに封じ込めるかがカギだった。


試合は初回裏、2本の長短打と2四球で3点を先制される。2回裏、2安打と失策で1点を失う。3回表、先頭の藤澤が安打で出塁。一死後、岡が死球を受け一・二塁。しかし、後続が凡退し無得点に終わる。その裏、内野安打と盗塁などで二死二塁とされ、適時打を浴び0-5。4回表、連続敵失で無死一・二塁。その後一死一・三塁となり、暴投で三塁走者が本塁を狙うが、挟殺される。その裏、3連続失策で1点を失うと、3安打でさらに2点を奪われる。5回表、先頭の相川が安打で出塁。続く藤澤の死球で無死一・二塁とする。しかし、後続が凡退し得点できず。6回表、二死から田中が安打を放つが後続が凡退し、無得点。結局、このまま0-8で完封負けを喫した。

先発安田は11安打を浴び、8失点で敗戦投手。味方の拙守にも足を引っ張られた。打撃のほうは散発3安打。速球投手相手に好機も少なかった。守備は4失策。すべて失点につながってしまった。

20分の休憩を挟み、9イニング制の第二試合が行われた。


初回表、安打と2四球に野選、犠飛などが絡み3点を先制される。その裏、先頭の鎌田が四球で歩く。二死後、村上の死球と大野の安打で満塁とするが後続が凡退、無得点に終わる。2回表、2四球から3本の長短打で4点を奪われる。3回表には、満塁本塁打を浴び0-11とされてしまう。その裏、二死無走者から敵失と安田の安打で一・二塁とするが、後続が凡退し無得点に終わる。5回表、4安打と死球などで4点を失い0-15。6回表にも適時打で1点を追加される。

その裏、一死から安田の四球と岡の安打、暴投で二・三塁と好機を作る。しかし、またも適時打が出ず無得点のまま。7回裏、先頭の相川が四球を選び、二盗に成功。しかし、あと1本が出ず0-16のまま。8回裏、4四球と敵失、暴投など無安打で2点を返す。9回表、4本の長短打などで4点を奪われ、2-20とされてしまう。その裏、簡単に二死を取られる。ここから佐藤の四球と金井の安打、田中の四球で満塁とする。ここで鎌田が押し出し四球を選び、1点を返すが後続が凡退、3-20で敗れた。

先発田中は制球に苦しみ、5回を投てげ11安打・8四死球で15点を失い敗戦投手。6回から救援の鎌田は4回を投げ、5安打・3四球で5失点。一方、打線のほうはわずか4安打。好機を作るものの、あと1本が出ない。結局、2つの暴投と押し出し四球の3点だけ。10三振を喫した。守備は4失策、ピンチを広げる結果となった。このダブルヘッダーは28失点。戦前の予想通り、強力打線に捕まってしまった。これで安信タイガース戦は1勝6敗。この日連敗したものの、今季の成績は12勝10敗1引き分けで2009年以来6年ぶりの勝ち越しを記録した。
全試合日程終了、個人タイトル確定
23日(水・祝)は2015年度納会
5日(土)の安信タイガース戦で、ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは2015年度の全試合日程を終了した。これに伴い、個人タイトルも確定した。注目の打撃4冠だが、鎌田が首位打者・本塁打王・打点王の3つを射程圏内に入れている。鎌田は打率が4割に到達したかどうかも注目されるが、敵は二つ存在する。まず一つ目の敵は、規定打席だ。終盤、チームは鎌田に1番を打たせたが、最終的に到達できたかは大変微妙な状況だ。そして二つ目の敵は10月31日に入団した益田。益田は9月26日のダブルヘッダーで5打数5安打を記録するなど、打率は4割を超えていると推測される。年内の入団であれば、2015年に助っ人として参戦した記録もすべて個人成績として入るため、鎌田にとっては脅威となる。ただ、益田も規定打席に到達しているか微妙だ。鎌田と益田がともに規定打席未達となると、首位打者争いは一気に混沌としてくる。田中、岡、佐藤、安田、戸田らの2割台での戦いか。2割台での首位打者獲得は、チーム結成史上初となる珍事だ。打点王は鎌田と戸田の争いか。戸田は11月22日のダブルヘッダーで4打点を稼ぎ、鎌田とデッドヒートを演じている。この個人タイトルは23日(水・祝)に行われる納会で発表・表彰される。また納会では、個人タイトル表彰のほかに、「レディース会企画」など、盛りだくさんの内容を予定している。今年度の納会も、選手及び選手家族の生活の多様化から、昼間の開催となる。この「2015年度納会」はホテル第一イン池袋・宴会場「アゼリア」で、14:00より3時間にわたって開催される。
強力打線に捕まり2試合で28失点、打線も16イニングでわずか7安打
適時打出ず、暴投と押し出しの3得点だけで2試合とも大敗

5日(土)、ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは光が丘公園に安信タイガースさんを迎えて、練習試合2試合を行った。安信タイガースさんとは過去5試合行い、1勝4敗。2012年3月の初対戦では、ベースも吹き飛ぶ強風の中、1-2で敗れている。2012年8月の対戦では、試合直前のゲリラ豪雨も必死のグラウンド整備で試合開催にこぎつけた。しかし試合内容は最悪で、10点を奪うものの22個の四死球を与え17失点で敗れている。2013年7月の対戦では、安田が好投し6-1で初勝利。昨年5月のダブルヘッダーは悲劇だった。投手陣が崩壊し、最後は佐藤まで継ぎこみ、2試合で38点を失った。この強力打線をいかに封じ込めるかがカギだった。




試合は初回裏、2本の長短打と2四球で3点を先制される。2回裏、2安打と失策で1点を失う。3回表、先頭の藤澤が安打で出塁。一死後、岡が死球を受け一・二塁。しかし、後続が凡退し無得点に終わる。その裏、内野安打と盗塁などで二死二塁とされ、適時打を浴び0-5。4回表、連続敵失で無死一・二塁。その後一死一・三塁となり、暴投で三塁走者が本塁を狙うが、挟殺される。その裏、3連続失策で1点を失うと、3安打でさらに2点を奪われる。5回表、先頭の相川が安打で出塁。続く藤澤の死球で無死一・二塁とする。しかし、後続が凡退し得点できず。6回表、二死から田中が安打を放つが後続が凡退し、無得点。結局、このまま0-8で完封負けを喫した。



先発安田は11安打を浴び、8失点で敗戦投手。味方の拙守にも足を引っ張られた。打撃のほうは散発3安打。速球投手相手に好機も少なかった。守備は4失策。すべて失点につながってしまった。

20分の休憩を挟み、9イニング制の第二試合が行われた。




初回表、安打と2四球に野選、犠飛などが絡み3点を先制される。その裏、先頭の鎌田が四球で歩く。二死後、村上の死球と大野の安打で満塁とするが後続が凡退、無得点に終わる。2回表、2四球から3本の長短打で4点を奪われる。3回表には、満塁本塁打を浴び0-11とされてしまう。その裏、二死無走者から敵失と安田の安打で一・二塁とするが、後続が凡退し無得点に終わる。5回表、4安打と死球などで4点を失い0-15。6回表にも適時打で1点を追加される。



その裏、一死から安田の四球と岡の安打、暴投で二・三塁と好機を作る。しかし、またも適時打が出ず無得点のまま。7回裏、先頭の相川が四球を選び、二盗に成功。しかし、あと1本が出ず0-16のまま。8回裏、4四球と敵失、暴投など無安打で2点を返す。9回表、4本の長短打などで4点を奪われ、2-20とされてしまう。その裏、簡単に二死を取られる。ここから佐藤の四球と金井の安打、田中の四球で満塁とする。ここで鎌田が押し出し四球を選び、1点を返すが後続が凡退、3-20で敗れた。


先発田中は制球に苦しみ、5回を投てげ11安打・8四死球で15点を失い敗戦投手。6回から救援の鎌田は4回を投げ、5安打・3四球で5失点。一方、打線のほうはわずか4安打。好機を作るものの、あと1本が出ない。結局、2つの暴投と押し出し四球の3点だけ。10三振を喫した。守備は4失策、ピンチを広げる結果となった。このダブルヘッダーは28失点。戦前の予想通り、強力打線に捕まってしまった。これで安信タイガース戦は1勝6敗。この日連敗したものの、今季の成績は12勝10敗1引き分けで2009年以来6年ぶりの勝ち越しを記録した。
全試合日程終了、個人タイトル確定
23日(水・祝)は2015年度納会
5日(土)の安信タイガース戦で、ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは2015年度の全試合日程を終了した。これに伴い、個人タイトルも確定した。注目の打撃4冠だが、鎌田が首位打者・本塁打王・打点王の3つを射程圏内に入れている。鎌田は打率が4割に到達したかどうかも注目されるが、敵は二つ存在する。まず一つ目の敵は、規定打席だ。終盤、チームは鎌田に1番を打たせたが、最終的に到達できたかは大変微妙な状況だ。そして二つ目の敵は10月31日に入団した益田。益田は9月26日のダブルヘッダーで5打数5安打を記録するなど、打率は4割を超えていると推測される。年内の入団であれば、2015年に助っ人として参戦した記録もすべて個人成績として入るため、鎌田にとっては脅威となる。ただ、益田も規定打席に到達しているか微妙だ。鎌田と益田がともに規定打席未達となると、首位打者争いは一気に混沌としてくる。田中、岡、佐藤、安田、戸田らの2割台での戦いか。2割台での首位打者獲得は、チーム結成史上初となる珍事だ。打点王は鎌田と戸田の争いか。戸田は11月22日のダブルヘッダーで4打点を稼ぎ、鎌田とデッドヒートを演じている。この個人タイトルは23日(水・祝)に行われる納会で発表・表彰される。また納会では、個人タイトル表彰のほかに、「レディース会企画」など、盛りだくさんの内容を予定している。今年度の納会も、選手及び選手家族の生活の多様化から、昼間の開催となる。この「2015年度納会」はホテル第一イン池袋・宴会場「アゼリア」で、14:00より3時間にわたって開催される。
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