週刊菜っ葉 / 2014年12月23日号
チーム結成15周年記念式典&2014年度納会!
鎌田が2年ぶり2度目の三冠王
岡の盗塁王は6年連続11度目

23日(火・祝)、ホテル第一イン池袋・宴会場「アゼリア」でチーム結成15周年記念式典兼2014年度ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズ納会が行われた。今回は20名(子供を入れると25名)が出席した。戸田の乾杯で納会はスタート。その後、個人タイトルの発表ならびに表彰式が行われた。

注目の打撃4冠だが、鎌田が首位打者、本塁打王、打点王の三冠を獲得した。打率は前半、村松と競っていたが終盤に村松が失速、最終的にはチームで3割を達成した者は鎌田しかいなかった。鎌田は.383という高打率で首位打者を獲得した。本塁打は最終戦で岡に1本差まで迫られるものの、逃げ切った。打点は後半まで佐藤と競り合う展開。終盤、好機に確実に走者を返す鎌田と、好機で1本が出ない佐藤で明暗が分かれた。鎌田は2012年に続き、2度目の三冠王。1年おきに好不調の波があり、来季、そのジンクスを破れるか注目だ。岡の盗塁王は毎年指定席。しかし参加試合数が例年より少ないとはいえ、岡にとって26盗塁はちょっとさみしい。最多四死球は金井、最多犠打は田中が獲得。最多出塁は鎌田、岡、田中、金井が33個で並び4人同時受賞。結局、打撃の全タイトルはこの4人だけで占めた形となった。また、今季通算300安打を達成した村上、通算100奪三振を達成した安田も表彰された。


納会の冒頭、スペシャルゲスト登場のアナウンスがあり、全員が開くドアに注目した。今季は助っ人として参戦ゼロだった課長が登場、ブーイングに包まれ苦笑いを浮かべるしかなかった。そのほか納会では、「第3回ナッパカルトQ」「レディース会企画」「審判賞発表」「選手復帰記者会見」などが行われた。



まず「選手復帰記者会見」では、来季より藤澤が本格復帰することが発表された。藤澤は2015年の抱負を語った。さらに、来季より鎌田の背番号が28から10へ変更となることも発表された。10へ変更されたユニフォームに早速、袖を通した。その後、白石氏より「審判賞」の発表があった。岡と戸田で最後まで迷ったとのことだったが、最終的には岡に決定した。賞品はメジャースタイルのキャッチャーマスク。今季いっぱいで練馬区軟式野球連盟を脱退するため、J.S.B.B.の縛りもなくなり、来季は使用可能となる。岡はすぐに試着、白石氏に頭突きを見舞わせた。

今季、公式戦が終了した9月27日~12月6日の試合で、「得点数がイニング数を上回った場合はチームでバットを購入」という目標を立て、その結果が発表された。結局、57イニングで47得点と10点足りず、チームのバットはお預けとなった。


参加者全員に景品が当たる抽選を実施した。しかし、一つだけハズレがあった。中古のヘルメットだ。練馬区軟式野球連盟脱退にあたり、コーチャー用ヘルメットが不要となった。9月に田中がメンバーに希望者を募ったが、誰も名乗り出ず、処分に困っていたヘルメットだった。今回、阿曽が見事そのヘルメットを獲得した。阿曽は喜びを隠しきれず、納会でかぶっていた。また、今季1試合でも参戦した選手には、今季の全試合の中で自分が写っている写真すべてをCDにして渡された。


そして、「チーム結成15周年記念・第3回ナッパカルトQ」が行われた。ナッパ・カルトQは5周年記念の時に第1回、10周年記念の時に第2回がそれぞれ行われ、今回も5年ぶりの開催だ。前回優勝の「J・ユーコチーム」は今回も同じ組み合わせで登場。村上はかなことペアを組み、「みきと・かなこチーム」で悲願の優勝を狙う。前回、岡と組んだ阿曽は金井と組み、「あそ・キャプテンチーム」で挑む。10年前、誰も暴走を止められなかった「おか・さかもチーム」が復活。放送禁止用語続出の解答でモザイクが必須アイテムだ。この4チームでチームごとの○×クイズと全11問のカルトクイズに挑戦した。


また¥100で優勝チームを予想して、当たった場合は配当金を受け取れるゲームも並行して行われた。一番人気が「みきと・かなこチーム」で配当金が¥250、前回優勝の「J・ユーコチーム」は配当金が¥400と発表された。


「年末定期戦を行っているマリナーズの正式チーム名は?」「2013年10月27日のツインリバーズ戦で、15年の歴史の中でこの時一度しかやったことがないプレーは何?」「今まで7試合以上対戦したことがある11チームを全部挙げよ」など難問が次々と出題された。最終的には着実に点数を伸ばした「みきと・かなこチーム」が優勝し、賞品を手にした。さらに「みきと・かなこチーム」が優勝すると予想した8人に配当金¥250が支払われることになった。

続いて、毎年納会の目玉である「レディース会企画」が行われた。今回は選手全員がそれぞれゴムの端を噛んで後ろへ下がりながら引っ張り、レディースが逆側の持っているゴムを放す(写真参照)。一人以外はゴムが顔に跳ね返り痛いが、当たりの一人はゴムの逆側に賞品が付いていて跳ね返ってこない。佐藤が商品をゲットした。

納会の終盤、信夫とかずえより重大発表があった。「12月25日に結婚します。」その瞬間、ナッパ伝統のコール「舌入れろ!舌入れろ!」が連呼された。当然の成り行きだ。誰もが通ってきた道だ。これが最大限の祝福だ。6年前に高校生で入団、そしてこの納会で結婚を報告。平成生まれカップルに、昭和の人間たちは目を細めた。


最後はもちろん、村上の締め。何かいろいろと言っていたが、何も記憶していない。おそらく本人も記憶していないはずだ。最終的には「ロング・ヴァージョン3本」で2014年を締めくくった。


これでザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは2014年度の全日程を終了し、2015年2月半ばに行なわれる開幕戦までチームとしての活動は休止状態となる。
鎌田が2年ぶり2度目の三冠王
岡の盗塁王は6年連続11度目

23日(火・祝)、ホテル第一イン池袋・宴会場「アゼリア」でチーム結成15周年記念式典兼2014年度ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズ納会が行われた。今回は20名(子供を入れると25名)が出席した。戸田の乾杯で納会はスタート。その後、個人タイトルの発表ならびに表彰式が行われた。



注目の打撃4冠だが、鎌田が首位打者、本塁打王、打点王の三冠を獲得した。打率は前半、村松と競っていたが終盤に村松が失速、最終的にはチームで3割を達成した者は鎌田しかいなかった。鎌田は.383という高打率で首位打者を獲得した。本塁打は最終戦で岡に1本差まで迫られるものの、逃げ切った。打点は後半まで佐藤と競り合う展開。終盤、好機に確実に走者を返す鎌田と、好機で1本が出ない佐藤で明暗が分かれた。鎌田は2012年に続き、2度目の三冠王。1年おきに好不調の波があり、来季、そのジンクスを破れるか注目だ。岡の盗塁王は毎年指定席。しかし参加試合数が例年より少ないとはいえ、岡にとって26盗塁はちょっとさみしい。最多四死球は金井、最多犠打は田中が獲得。最多出塁は鎌田、岡、田中、金井が33個で並び4人同時受賞。結局、打撃の全タイトルはこの4人だけで占めた形となった。また、今季通算300安打を達成した村上、通算100奪三振を達成した安田も表彰された。





納会の冒頭、スペシャルゲスト登場のアナウンスがあり、全員が開くドアに注目した。今季は助っ人として参戦ゼロだった課長が登場、ブーイングに包まれ苦笑いを浮かべるしかなかった。そのほか納会では、「第3回ナッパカルトQ」「レディース会企画」「審判賞発表」「選手復帰記者会見」などが行われた。






まず「選手復帰記者会見」では、来季より藤澤が本格復帰することが発表された。藤澤は2015年の抱負を語った。さらに、来季より鎌田の背番号が28から10へ変更となることも発表された。10へ変更されたユニフォームに早速、袖を通した。その後、白石氏より「審判賞」の発表があった。岡と戸田で最後まで迷ったとのことだったが、最終的には岡に決定した。賞品はメジャースタイルのキャッチャーマスク。今季いっぱいで練馬区軟式野球連盟を脱退するため、J.S.B.B.の縛りもなくなり、来季は使用可能となる。岡はすぐに試着、白石氏に頭突きを見舞わせた。



今季、公式戦が終了した9月27日~12月6日の試合で、「得点数がイニング数を上回った場合はチームでバットを購入」という目標を立て、その結果が発表された。結局、57イニングで47得点と10点足りず、チームのバットはお預けとなった。






参加者全員に景品が当たる抽選を実施した。しかし、一つだけハズレがあった。中古のヘルメットだ。練馬区軟式野球連盟脱退にあたり、コーチャー用ヘルメットが不要となった。9月に田中がメンバーに希望者を募ったが、誰も名乗り出ず、処分に困っていたヘルメットだった。今回、阿曽が見事そのヘルメットを獲得した。阿曽は喜びを隠しきれず、納会でかぶっていた。また、今季1試合でも参戦した選手には、今季の全試合の中で自分が写っている写真すべてをCDにして渡された。






そして、「チーム結成15周年記念・第3回ナッパカルトQ」が行われた。ナッパ・カルトQは5周年記念の時に第1回、10周年記念の時に第2回がそれぞれ行われ、今回も5年ぶりの開催だ。前回優勝の「J・ユーコチーム」は今回も同じ組み合わせで登場。村上はかなことペアを組み、「みきと・かなこチーム」で悲願の優勝を狙う。前回、岡と組んだ阿曽は金井と組み、「あそ・キャプテンチーム」で挑む。10年前、誰も暴走を止められなかった「おか・さかもチーム」が復活。放送禁止用語続出の解答でモザイクが必須アイテムだ。この4チームでチームごとの○×クイズと全11問のカルトクイズに挑戦した。






また¥100で優勝チームを予想して、当たった場合は配当金を受け取れるゲームも並行して行われた。一番人気が「みきと・かなこチーム」で配当金が¥250、前回優勝の「J・ユーコチーム」は配当金が¥400と発表された。




「年末定期戦を行っているマリナーズの正式チーム名は?」「2013年10月27日のツインリバーズ戦で、15年の歴史の中でこの時一度しかやったことがないプレーは何?」「今まで7試合以上対戦したことがある11チームを全部挙げよ」など難問が次々と出題された。最終的には着実に点数を伸ばした「みきと・かなこチーム」が優勝し、賞品を手にした。さらに「みきと・かなこチーム」が優勝すると予想した8人に配当金¥250が支払われることになった。





続いて、毎年納会の目玉である「レディース会企画」が行われた。今回は選手全員がそれぞれゴムの端を噛んで後ろへ下がりながら引っ張り、レディースが逆側の持っているゴムを放す(写真参照)。一人以外はゴムが顔に跳ね返り痛いが、当たりの一人はゴムの逆側に賞品が付いていて跳ね返ってこない。佐藤が商品をゲットした。


納会の終盤、信夫とかずえより重大発表があった。「12月25日に結婚します。」その瞬間、ナッパ伝統のコール「舌入れろ!舌入れろ!」が連呼された。当然の成り行きだ。誰もが通ってきた道だ。これが最大限の祝福だ。6年前に高校生で入団、そしてこの納会で結婚を報告。平成生まれカップルに、昭和の人間たちは目を細めた。






最後はもちろん、村上の締め。何かいろいろと言っていたが、何も記憶していない。おそらく本人も記憶していないはずだ。最終的には「ロング・ヴァージョン3本」で2014年を締めくくった。





これでザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは2014年度の全日程を終了し、2015年2月半ばに行なわれる開幕戦までチームとしての活動は休止状態となる。

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週刊菜っ葉 / 2014年12月6日号
グローリーズ戦はダブルヘッダー連勝!
第一試合は終盤の集中打で4点差を逆転、鎌田の好救援で競り勝つ
第二試合は岡の満塁本塁打で逆転、信夫~安田のリレーで逃げ切る

6日(土)、ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは城北中央公園にグローリーズさんを迎え、練習試合2試合を行った。グローリーズさんは年間80~100試合を行うチームだ。グローリーズさんとは過去7試合行い、3勝4敗。昨年8月に行われたダブルヘッダーでは、2試合とも大接戦を演じている。第一試合は序盤1-6とリードを許すが、中盤に7-6と逆転に成功。しかし終盤に6点を奪われ8-12で敗れている。第二試合では、3-3の同点となり、延長戦に突入。8回裏、適時二塁打でサヨナラ負けを喫した。昨年11月に行われた試合でも、3-4と1点に泣いた。今年8月の対戦では、安田が好投、戸田が「バントの人」と言われながらもしつこくバントを成功させ、4-1で勝利した。今回も接戦が予想された。


試合は初回裏、二死無走者から鎌田が安打で出塁し、暴投で二進。続く岡が四球で歩くが、後続が凡退し先制できず。2回表、一死から内野安打と失策、死球で満塁とされ、押し出し四球で1点を先制される。3回表、内野安打と盗塁、四球などで一死一・三塁とされ暴投で1点を許す。二死後にも失策で1点を失い0-3とされる。その裏、先頭の田中が二塁打で出塁する。一死後、信夫が四球を選び、二盗。その送球が悪送球となり、三塁走者が生還、1-3。さらに内野ゴロの間に1点を返し、2-3と1点差に迫る。

しかし4回表、2四球と失策、暴投、適時打などで2点を奪われ2-5とリードを広げられる。5回表、2安打に失策が絡み、1点を追加され2-6と4点差とされてしまう。その裏、先頭の戸田が四球で出塁。大渕が安打を放ち、暴投で無死二・三塁とする。ここで田中が適時二塁打を放ち3-6。続く村上にも適時打が出て4-6。敵失で満塁とすると、立原が左前打を放つ。三塁走者に続いて二塁走者も本塁を突くが、タッチアウト。5-6と1点差に迫る。

6回裏、先頭の岡が四球を選び出塁。一死後、岡が三盗に成功。安田も四球を選び二盗を決め、一死二・三塁とする。ここで戸田がスクイズ。同点かと思われたが、ファールとなる。しかし、そのスクイズ失敗が幸いし、戸田が2点適時打を放つ。7-6と逆転に成功。その後も大渕の安打と敵失で一死満塁と攻めるが、後続が凡退し追加点を奪えなかった。結局、このまま7-6で逆転勝利した。

先発田中は制球に苦しみ、4回途中まで投げ3安打・5四死球で5点を失った。4回一死一・二塁の場面で救援した鎌田は後続を断ち、5回以降も2安打・無四球、1失点で今季3勝目。一方、打線のほうは8安打を放った。そのうち大渕と田中が2安打を放った。特に5回裏は4安打を集中、逆転勝利への足がかりを作った。守備は4失策。すべて失点につながってしまった。防げるミスもいくつかあり、これが苦戦の原因となった。

第一試合終了後、15分の休憩を挟んで、9回制の練習試合を行った。


初回表、二死無走者から神田が安打で出塁するが、後続が凡退し先制点は奪えなかった。その裏、四球と三塁打で1点を先制される。その後も満塁のピンチを招くが、更なる失点は防いだ。2回表、一死から戸田が安打を放つが、後続が凡退し、無得点に終わる。3回裏、四球と暴投などで二死二塁とされる。ここで打球が左前へ抜ける。二塁走者が三塁を回り本塁へ突入するが神田が好返球、本塁寸前で刺し追加点を許さなかった。0-1のまま迎えた5回表、先頭の佐藤が二塁打で出塁する。さらに失策で一・二塁とすると、戸田が三塁線へ送りバント。これが内野安打となり、無死満塁と一打逆転の好機を作る。しかし、二ゴロ本塁封殺が二度続き、二死満塁となってしまう。ここで鎌田が三塁強襲安打を放ち、1-1の同点に追いつく。続く岡が左越えのランニング本塁打を放ち、4点を加え5-1と逆転に成功する。

その裏、二塁打と暴投で無死三塁とされ、内野ゴロの間に1点を失い5-2。6回裏、連続四死球などで一死一・三塁。ここで二盗を企てられ、二塁への送球が外野へ抜ける。その間に三塁走者が生還、一塁走者も三塁に達する。二死後、暴投で1点を奪われ、5-4と1点差に迫られる。7回表、振り逃げと村松の四球などで二死一・二塁とすると、敵失で一塁走者までも生還し7-4とリードを広げる。9回表、大渕と安田の四球などで二死一・三塁とするが、後続が凡退し無得点に終わる。結局、このまま7-4で勝利した。

先発信夫は立ち上がり制球に苦しみ8個の四死球を与えるものの、我慢の投球で6回を3安打・4失点で今季2勝目。7回からマウンドに立った安田は出した走者は四球の一人だけで、無失点に抑え初めてのセーブをあげた。打線のほうは7安打。そのうち半分以上の4本を5回表に集中し、逆転した。神田と戸田が複数安打を記録した。守備は1失策だったが、捕手からの二塁への送球が外野に抜け、2失点につながった。これでチームは3連勝。また、グローリーズさんとの対戦成績は、このダブルヘッダー連勝で5勝4敗と勝ち越した。しかし、今年のチーム成績は13勝16敗1引き分け。5年連続の負け越しで終了した。
全試合日程終了、個人タイトル確定
23日(火・祝)はチーム結成15周年記念式典 兼 2014年度納会
6日(土)のグローリーズ戦で、ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは2014年度の全試合日程を終了した。これに伴い、個人タイトルも確定した。注目の打撃4冠だが、鎌田が首位打者・本塁打王・打点王の3つを射程圏内に入れている。鎌田は打率が4割に到達したかどうかも注目される。打点王は鎌田と佐藤の争いだが、最終戦で満塁本塁打を放った岡が不気味な存在だ。この個人タイトルは23日(火・祝)に行われる納会で発表・表彰される。また納会では、個人タイトル表彰のほかに、「チーム結成15周年記念・第3回ナッパカルトQ」や「レディース会企画」など、盛りだくさんの内容を予定している。今年度の納会は、選手及び選手家族の生活の多様化から、2年ぶりに昼間の開催となる。この「チーム結成15周年記念式典 兼 2014年度納会」はホテル第一イン池袋・宴会場「アゼリア」で、14:00より3時間にわたって開催される。
第一試合は終盤の集中打で4点差を逆転、鎌田の好救援で競り勝つ
第二試合は岡の満塁本塁打で逆転、信夫~安田のリレーで逃げ切る

6日(土)、ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは城北中央公園にグローリーズさんを迎え、練習試合2試合を行った。グローリーズさんは年間80~100試合を行うチームだ。グローリーズさんとは過去7試合行い、3勝4敗。昨年8月に行われたダブルヘッダーでは、2試合とも大接戦を演じている。第一試合は序盤1-6とリードを許すが、中盤に7-6と逆転に成功。しかし終盤に6点を奪われ8-12で敗れている。第二試合では、3-3の同点となり、延長戦に突入。8回裏、適時二塁打でサヨナラ負けを喫した。昨年11月に行われた試合でも、3-4と1点に泣いた。今年8月の対戦では、安田が好投、戸田が「バントの人」と言われながらもしつこくバントを成功させ、4-1で勝利した。今回も接戦が予想された。




試合は初回裏、二死無走者から鎌田が安打で出塁し、暴投で二進。続く岡が四球で歩くが、後続が凡退し先制できず。2回表、一死から内野安打と失策、死球で満塁とされ、押し出し四球で1点を先制される。3回表、内野安打と盗塁、四球などで一死一・三塁とされ暴投で1点を許す。二死後にも失策で1点を失い0-3とされる。その裏、先頭の田中が二塁打で出塁する。一死後、信夫が四球を選び、二盗。その送球が悪送球となり、三塁走者が生還、1-3。さらに内野ゴロの間に1点を返し、2-3と1点差に迫る。



しかし4回表、2四球と失策、暴投、適時打などで2点を奪われ2-5とリードを広げられる。5回表、2安打に失策が絡み、1点を追加され2-6と4点差とされてしまう。その裏、先頭の戸田が四球で出塁。大渕が安打を放ち、暴投で無死二・三塁とする。ここで田中が適時二塁打を放ち3-6。続く村上にも適時打が出て4-6。敵失で満塁とすると、立原が左前打を放つ。三塁走者に続いて二塁走者も本塁を突くが、タッチアウト。5-6と1点差に迫る。



6回裏、先頭の岡が四球を選び出塁。一死後、岡が三盗に成功。安田も四球を選び二盗を決め、一死二・三塁とする。ここで戸田がスクイズ。同点かと思われたが、ファールとなる。しかし、そのスクイズ失敗が幸いし、戸田が2点適時打を放つ。7-6と逆転に成功。その後も大渕の安打と敵失で一死満塁と攻めるが、後続が凡退し追加点を奪えなかった。結局、このまま7-6で逆転勝利した。



先発田中は制球に苦しみ、4回途中まで投げ3安打・5四死球で5点を失った。4回一死一・二塁の場面で救援した鎌田は後続を断ち、5回以降も2安打・無四球、1失点で今季3勝目。一方、打線のほうは8安打を放った。そのうち大渕と田中が2安打を放った。特に5回裏は4安打を集中、逆転勝利への足がかりを作った。守備は4失策。すべて失点につながってしまった。防げるミスもいくつかあり、これが苦戦の原因となった。

第一試合終了後、15分の休憩を挟んで、9回制の練習試合を行った。




初回表、二死無走者から神田が安打で出塁するが、後続が凡退し先制点は奪えなかった。その裏、四球と三塁打で1点を先制される。その後も満塁のピンチを招くが、更なる失点は防いだ。2回表、一死から戸田が安打を放つが、後続が凡退し、無得点に終わる。3回裏、四球と暴投などで二死二塁とされる。ここで打球が左前へ抜ける。二塁走者が三塁を回り本塁へ突入するが神田が好返球、本塁寸前で刺し追加点を許さなかった。0-1のまま迎えた5回表、先頭の佐藤が二塁打で出塁する。さらに失策で一・二塁とすると、戸田が三塁線へ送りバント。これが内野安打となり、無死満塁と一打逆転の好機を作る。しかし、二ゴロ本塁封殺が二度続き、二死満塁となってしまう。ここで鎌田が三塁強襲安打を放ち、1-1の同点に追いつく。続く岡が左越えのランニング本塁打を放ち、4点を加え5-1と逆転に成功する。



その裏、二塁打と暴投で無死三塁とされ、内野ゴロの間に1点を失い5-2。6回裏、連続四死球などで一死一・三塁。ここで二盗を企てられ、二塁への送球が外野へ抜ける。その間に三塁走者が生還、一塁走者も三塁に達する。二死後、暴投で1点を奪われ、5-4と1点差に迫られる。7回表、振り逃げと村松の四球などで二死一・二塁とすると、敵失で一塁走者までも生還し7-4とリードを広げる。9回表、大渕と安田の四球などで二死一・三塁とするが、後続が凡退し無得点に終わる。結局、このまま7-4で勝利した。



先発信夫は立ち上がり制球に苦しみ8個の四死球を与えるものの、我慢の投球で6回を3安打・4失点で今季2勝目。7回からマウンドに立った安田は出した走者は四球の一人だけで、無失点に抑え初めてのセーブをあげた。打線のほうは7安打。そのうち半分以上の4本を5回表に集中し、逆転した。神田と戸田が複数安打を記録した。守備は1失策だったが、捕手からの二塁への送球が外野に抜け、2失点につながった。これでチームは3連勝。また、グローリーズさんとの対戦成績は、このダブルヘッダー連勝で5勝4敗と勝ち越した。しかし、今年のチーム成績は13勝16敗1引き分け。5年連続の負け越しで終了した。
全試合日程終了、個人タイトル確定
23日(火・祝)はチーム結成15周年記念式典 兼 2014年度納会
6日(土)のグローリーズ戦で、ザ・ミッドサマー・キッドナッパーズは2014年度の全試合日程を終了した。これに伴い、個人タイトルも確定した。注目の打撃4冠だが、鎌田が首位打者・本塁打王・打点王の3つを射程圏内に入れている。鎌田は打率が4割に到達したかどうかも注目される。打点王は鎌田と佐藤の争いだが、最終戦で満塁本塁打を放った岡が不気味な存在だ。この個人タイトルは23日(火・祝)に行われる納会で発表・表彰される。また納会では、個人タイトル表彰のほかに、「チーム結成15周年記念・第3回ナッパカルトQ」や「レディース会企画」など、盛りだくさんの内容を予定している。今年度の納会は、選手及び選手家族の生活の多様化から、2年ぶりに昼間の開催となる。この「チーム結成15周年記念式典 兼 2014年度納会」はホテル第一イン池袋・宴会場「アゼリア」で、14:00より3時間にわたって開催される。
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